お知らせ

【森林サービス産業】令和3年度 健康経営分野の『森林サービス産業』モデル地域等に、7 つの地域を選定!

2021年8月3日  お知らせ

(公社) 国土緑化推進機構・(株) さとゆめは、「森林サービス産業(健康経営分野)」において先進的な取組を行うモデル地域・準モデル地域を募集し、検討委員会による厳正な審査の結果、「モデル地域」には3地域、「準モデル地域」には4地域が選定されました。

「森林サービス産業」 とは、関係人口創出・地方創生を促進するため、豊かな森林空間を“健康” “観光” “教育” の多分野で活用して新産業を生み出すものとして、平成31年2月に林野庁・国土緑化推進機構が提唱したものです。

今回「モデル地域」「準モデル地域」に選定された地域に対しては、森林空間における体験プログラムの磨き上げやコーディネーターなどの人材育成のほか、プログラムが心身にもたらす効果を示すエビデンスの取得・活用、地域ワークショップの開催等、多面的な支援を行います。

モデル地域に選ばれた3つの地域

長野県飯山市
(一社)信州いいやま観光局
~多彩なコンテンツを組み合わせたヘルスツーリズムの活用による企業連携

静岡県富士宮市
NPO 法人猪之頭振興協議会・猪之頭振興協議会
~「五感で癒される湧水の里」における企業向け健康プログラムの提供

兵庫県宍粟市
(公財)しそう森林王国観光協会
~森林セラピー事業の強化とE-bike を活用した新たなプログラム開発

準モデル地域に選ばれた4つの地域

群馬県上野村
(一社)上野村産業情報センター
~生活習慣改善のきっかけづくりに着目した健康増進プログラムの構築

山梨県都留市
南都留森林組合
~森づくりワークを通して、森もヒトも元気になるプログラムの開発

長野県木曽町
(一社)木曽おんたけ健康ラボ
~「健康、観光、教育」をつなぐ森林空間の活用とヘルスツーリズムの推進

奈良県下北山村
~「心身再生の地」としてのブランディングとワーケーション向けヘルスプログラム開発

「森林サービス産業」検討委員会 座長/宮林 茂幸氏(東京農業大学 客員教授)メッセージ

これまで「森林セラピー」「クアオルト」「ワーケーション」等に取り組んでいる農山村地域の中から、新たに企業の健康経営・働き方改革を踏まえた「森林サービス産業」の創出に向けた意欲的な提案を、多数ご応募頂きました。
その中で、地域内で推進体制を整えて、ガイドと宿泊・飲食事業者が連携・協働しながら、プログラムの上質化や新たなエビデンスの取得手法の開発等に取り組む地域を、「モデル地域」「準モデル地域」に選定しました。
コロナ禍における “適疎” な農山村地域への注目が高まっている中で、豊かな森林空間を活かした特色ある森林産業が創出され、都市や企業等を介した多様な関係人口の創造によって、ニューノーマルの時代に必須の森と人との関わり「Forest Style」が拡がることを期待しています。

「森林サービス産業(健康経営分野)」モデル地域・準モデル地域 募集概要

【1】 事業主旨 
本事業では企業の健康経営や働き方改革に着目して、新たな「森林サービス産業」の事業スキームの創出に取り組む地域を選定し、各地域が抱える課題解決と地域に応じたモデル手法を開発する取組を支援する。

【2】 募集期間 
令和 3 年 5 月 14 日(金)~ 6 月 11 日(金)

【3】 応募状況 
[ モデル地域 ] 8 地域、 [ 準モデル地域 ] 2 地域

【4】 支援内容
[ モデル地域 ] モデル事業による、以下の取組を支援します。
 ① 新たな「モデル手法」の開発支援
 ② 「モニターツアー」の開催支援    
 ③ 「エビデンス」取得・集積・活用支援 
 ④ 「地域ワークショップ」開催等支援
 ⑤ 「販路開拓・誘客・PR 活動」への支援 
 ⑥ 「コーディネーター養成研修」開催(2 回) 
 ⑦ 「専門家・アドバイザー」派遣                   ほか

[ 準モデル地域 ] モデル事業による、以下の取組を支援します。
 ① 「コーディネーター養成研修」開催(2 回)
 ② 「課題解決型研修会」開催(2 回)                 ほか

詳細については、こちらのプレスリリース資料からご覧ください。

問合せ先

公益社団法人 国土緑化推進機構 政策企画部
(担当:矢島・林)
E-mail foreststyle@green.or.jp

株式会社さとゆめ 森林サービス産業担当
(担当:浅原・木俣・大澤・田房)
E-mail foreststyle@satoyume.com