先進事例

E-bikeを活用した「セラピーバイク」体験とメンタルヘルスケア

兵庫県宍粟市

この事業について

京阪神のアクセスを踏まえ、企業の福利厚生や研修、ワーケーションでの利用拡大を図っています。森林セラピーロードでのE-Bikeの活用により、運動・メンタル両面での健康効果を目指す体験プログラムを開発し、産業医や健康運動指導士と連携して利用者の行動変容に向けたプログラムの確立を目指しています。

E-Bikeに乗って森林セラピー基地である赤西渓谷を走り抜けるプログラム「セラピーバイク」の効果を検証しました。サイクリングのコース中では、呼吸法や水療法など森林セラピーのコンテンツも行うことで、リラックス要素も付加したプログラムとなりました。また市内の一般道とセラピーロードでのサイクリングを比較し、感情の変化やリフレッシュ効果を分析しました。

健康への効果

脳波感性値の測定と、ツアーの事前事後にアンケート評価を行いました。市街地のE-Bike走行中に比べると、森林セラピー中は有意にストレス度が下がり、興味度が上昇しました。また、ツアーを体験して「疲労」「TMD(総合的な気分状態)」が有意に改善し、自然の中で過ごすことなどに関心が高まり、4か月後も継続していることがわかりました。

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