この事業について
白川村は年間200万人を超える観光客が訪れる観光地で、ほとんどが世界遺産の合掌集落に集中し、その背後に広がる豊かで広大な森林は、利用されていません。そこでクアオルト式のウォーキングコース(3コース)を設計し、自由に使える環境を整えて、NPO法人白川郷自然共生フォーラムを中心に利用拡大を図っています。
モニターツアーは、クアオルト健康ウォーキングを中心に作られていて、運動・栄養・休養のバランスが取れた滞在を通して質の良い睡眠を獲得し、メンタルヘルスに貢献するプログラムを目指しています。クアオルト健康ウォーキングとは、ドイツのクアオルトで医療保険の適用を受け心筋梗塞などのリハビリや高血圧などの治療に利用されている気候性地形療法を基本としたウォーキングです。
健康への効果
企業従業員計19名が参加し、アンケート調査や睡眠測定(脈波解析)を行なっています。1泊2日の滞在で気分状態、不安抑うつ尺度、幸福度尺度得点が優位に改善しました。また、睡眠測定では深睡眠時間の延長や睡眠効率の向上などより質の高い睡眠状態を認めその後2日持続していました。
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