先進事例

福利厚生での利用拡大に向けた親子向け森林セラピープログラムの開発

長野県信濃町

この事業について

長野県信濃町は、町内在住だった故C.W.ニコル氏の発案で、ヨーロッパの自然保養地を目指す町づくり事業である“癒しの森®事業”を提唱し、住民が呼応する形で2002年から取り組みがスタートしています。日本で初めて森林セラピー基地“2つ星”に昇格認定され、企業や健保組合、学校の野外活動でも活用いただいています。

全国の森林セラピー基地のモデル的な集客手法として、いち早く企業のメンタルヘルスや健康経営に着眼し、様々な研修プログラムを展開しています。企業研修では一定の成果は得られているものの、福利厚生での利用拡大に繋がっていないこともあり、ご家族(親子)で訪れた場合の森林セラピーが、子供にどのような効果があるのか脳波等から知るためにモニターツアーを実施しました。

健康への効果

県内の小学生親子6組を招聘し、1泊2日の体験の脳波測定(感性アナライザー)と気分調査を行いました。親子が別れ子供6人での森林セラピーの脳波では、全員のストレス度が下がり平均12%減少していました。森林セラピーは子供のストレス度も下げる可能性があることが示されました。

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