先進事例

森林セラピーと地元病院からのカルテ発行で生活習慣の気づきへ

長野県上松町

この事業について

1982年に赤沢自然休養林において「森林浴」を導入し、国内初のイベントを開催し、森林セラピー事業では、第1期基地に認定されています。
長野県立木曽病院と連携しながら、日本医科大学や千葉大学とともにエビデンス研究を行うとともに、長野県内外の利用者に森林浴・森林セラピーに基づいたサービスを提供しています。

長野県内の企業従業員に日帰りのモニターツアーを実施し、スマートバンドを装着してエビデンスの取得を行いました。赤沢自然休養林所属・NPO 木曽ひのきの森登録の森林セラピストによる森の案内が主なプログラム内容となっています。ツアー実施後は、長野県立木曽病院から「森林セラピーカルテ」が発行され、日頃の生活習慣の気づきにご利用いただけるよう目指しています。

健康への効果

モニターには長野県内の企業合計25名を招聘し、アンケートとスマートバンドでエビデンスを取得しています。日帰り滞在ではネガティブな感情が減り、ポジティブな感情と自
己回復感が亢進しました。睡眠では、不眠の自覚症状が低下し、「深い睡眠時間」が増加したことが判明しています。

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