先進事例

アウトドア施設の運営事業とプラットフォーム事業の両立によるアウトドア事業の推進

(株)R.project

この事業について

株式会社R.projectは「アウトドアを体験をもっと身近に」をコンセプトに、合宿所、キャンプ、BBQを複合化した拠点の運営を行っています。自治体の施設を活用したケースが多く、自治体と連携しながら運営していることが特徴です。また、新規事業として、キャンプ場成長支援プラットフォーム「なっぷ」とセカンドハンドアウトドアギア買取・販売事業の運営を行っていきます。
直営施設の運営をしながらプラットフォームも運営することで、世界観の実現やノウハウの蓄積をしつつ、得た学びを全国のキャンプ場に提供することができます。
こういった事業によって、アウトドアをたまのレジャーではなく、毎日のフィットネスから年一回の長期のアウトドアなど、日常に寄り添ったものにしていくことを目指しています。 また、アウトドア産業の持続可能な成長への推進を図るため、「アウトドア・イノベーション・サミット」を開催し、アウトドア産業の「持続可能な成長」への推進を行っています。

事業 1

昭和の森フォレストビレッジ(千葉県千葉市)

R.projectは指定管理者制度で運営していた旧千葉市ユースホステルを、設置管理許可制度を利用し、合宿のできるキャンプ施設としてリノベーションしました。これにより、千葉市は年間4,000万円の指定管理料と施設の改修費、ランニングコスト無く使用料を収益として得ることができます。
また、キャンプ施設としてだけではなく、地元の方に貸し出すことによって地元の人々による運動施設作りを行っています。

昭和の森フォレストビレッジ

事業 2

高尾山リノベーションプロジェクト「タカオネ」(東京都八王子市)

2019年から京王電鉄と協働の民間事業として、「高尾山リノベーションプロジェクト」を行っています。ホテルの運営を軸に、日帰りできる手頃な山から、時間をかけて楽しめるようなエリアのリノベーションを手がけています。レストラン運営では、八王子エリアの生産者と連携し、地ビールや土地の食材を提供しています。今後は八王子市とも連携し、たき火体験などアクティビティを提供するなど、高尾を自然体験のできる合宿地へと展開していきます。

高尾山口駅前体験型ホテル「タカオネ」

事業 3

西武造園との合弁会社「ステップアウト」設立

2021年10月に、アフターコロナの社会を見据えたアウトドア事業の推進のため、西武造園株式会社との合弁会社「ステップアウト」を設立しました。今後は西部造園が運営している公園の中でのキャンプやBBQ事業と、西武グループの私有地の2軸で、都市公園での事業を強化していきます。