この事業について
- グループ全体で「身体・食・心」という3つの視点から健康経営に取り組んでいたが、新たに「心」の取組に関して、「森林セラピー」に着目。
- しなの町Wood-Life Communityと「癒しの森協定」を締結し、信濃町の「癒しの森の宿」を契約保養施設に追加するとともに、全国各地の森林セラピー基地等で社員研修等を実施している。
特徴 1
心の健康づくりに森林セラピーを位置付け
- トッパングループ健康保険組合では、心身ともに健康になるメソッドとして、「身体(Physical)」、「食(Meal)」、「心(Mind)」の3つのバランスを整えていく、PMM活動を推進している。
- 一方、社員の約5%がメンタルの不調を起因とした症状で医療機関に受診している状況にあった。明らかなメンタルヘルス不調者は氷山の一角であり、健康経営を促進する観点で「心の健康づくり」の対策が重要課題となっていた。
- こうした中で、「心(Mind) 」の領域の取組として、「森林セラピー事業」の検討に着手した。2018年度には長野県信濃町を中核に、首都圏の東京都奥多摩町・神奈川県山北町・神奈川県大井町・茨城県大子町でトライアル事業と報告会を実施し、2019年度から本格的に事業展開を行った。
特徴 2
産業保健スタッフ等向けの研修会
(ヘルスケア推進委員 研修会)
- 各事業所に「ヘルスケア推進委員」を配置(グループ全体で約160名) 。
- 健康保険組合では、毎年ヘルスケア推進委員に対する研修会を実施。他事業所で実施している取組事例(栄養・運動・がん啓発等)を共有・体感する場としている。
- 2019年度のヘルスケア推進委員向けの研修は、PMM活動の一環として心身ともに健康になるメソッドである森林セラピーをテーマに開催した。
(医療職員 研修)
- 全国52ヵ所に診療所を設置
- 疾病の早期発見、健康の保持・増進を目的に社員の「元気」をサポート
- 毎年全国医療職員のスキルアップ、情報共有を目的に研修会を開催。2019年度は神奈川県大井町のBiOTOP!Aにて森林セラピーをテーマにした研修を開催。