▶林野庁は2019年に、新たな森と人の関わり「Forest Style」を創出するために、森林空間を健康・観光・教育等の多様な分野で活用する「森林サービス産業」を提唱しました。
戦後植栽された森林が全国で成熟する中で、収穫期を迎えた森林資源を活かした「林業の成長産業化」の取組が各地で生まれています。そして、併せて成熟した森林は、多様な森林空間を利用した活動のフィールドとしても適地であることから、新たな産業創出を通した農山村地域における雇用の創出、関係人口の創出を通して、地方創生に向けても「森林サービス産業」への注目は高まっています。
▶他方で、これまで1980~90年代に全国各地で整備されてきた、いわゆる森林公園・市民の森・キャンプ場等の「森林総合利用施設」は、多くが施設の老巧化に直面する中で、新たに公民連携で施設の改修・増設やプログラム開発を行うケースが増えています。しかしながら、都市公園等においては「指定管理者制度」に加えて「公募設置管理制度(Park-PFI)」、「都市公園リノベーション協定制度」等の新たな制度が創設され、また国立公園においても協働型管理が進む中で、民間活力を活かした公園等の魅力化に向けたノウハウの蓄積は、異分野でも拡がっており、また民間参画の機運も高まっています。
▶そこで、公民連携による公園施設等の改修・増設やプログラム開発などが可能な制度等の紹介を踏まえて、自治体・企業等による公民連携の先進事例発表、ディスカッション等を通して、「森林総合利用施設」等の魅力化の取組を促進するため、「Forest Styleラボ」を開催します。
開催概要
日時 | 令和3年11月22日(月)13:30~17:15 |
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会場 | オンライン会議システムZOOM |
主催 | Forest Styleネットワーク事務局、(公社)国土緑化推進機構 |
参加費 | 無料 |
定員 | 100名 |
対象 | 森林サービス産業推進地域・パートナー 「Forest Styleネットワーク」会員 (申請中の組織、申請予定の組織を含む) |
申込 | 以下の申込フォームからお申込み下さい。 《フォーム》コチラ(ハイパーリンクをクリックしてください) ※フォームが開けない場合は、E-mailで以下をご連絡ください。 ①氏名、②所属組織・部署・役職、③住所、④TEL、⑤E-mail、⑥「Forest Styleネットワーク」登録状況(登録済・登録予定)⑦備考(ご質問・ご要望等)《申込締切》2021年11月18日(木) ※定員になり次第、締め切りますので、お早めにお申込み下さい。 |
プログラム
13:30 | 【1】開会挨拶(林野庁) |
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13:35 | 【2】基調講演 『公民連携による「森林総合利用施設」等の魅力化の可能性』~国有林「レクリエーションの森管理運営協議会」等、国立公園「総合型協議会」、都市公園「Park-PFI」「リノベーション協定制度」等を参考に~ 土屋 俊幸 (東京農工大学 名誉教授、(一財)林業経済研究所 所長) |
14:15 | 【3】 自治体事例発表 『公民連携による「森林総合利用施設」の魅力化』 ① 群馬県 環境森林部 ② 静岡県西部農林事務所・静岡県立森林公園森の家 ③ 埼玉県北本市 ④ 群馬県桐生市 黒保根支所 |
15:15 | 休憩 |
15:30 | 【4】企業事例発表 『公民連携による「森林総合利用施設」の魅力化』 ① 大和リース㈱ ② ㈱R.project ③ ㈱スノーピーク・㈱スノーピーク地方創生コンサルティング ④ ㈱プロジェクトアドベンチャージャパン |
16:30 | 【5】ディスカッション『公民連携による「森林総合利用施設」等の新たな活用の可能性』 [進行]平野 悠一郎 ((国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員) [登壇]プレゼンテーション 実施地域・企業等 [コメンテーター]土屋 俊幸 (東京農工大学 名誉教授、(一財)林業経済研究所 所長) |
17:15 | 【6】 閉会 (国土緑化推進機構) |
17:15 ~17:45 | <参加希望者> 【グループ相談会】 ※ブレイクアウトルームで、事例発表自治体・企業担当者への質疑応答・情報交換の場を設けます。 ※前半(セッション1)、後半(セッション2)の入替制で、2つの自治体・企業等担当者と質疑応答・情報交換を行えます。 |
問合せ先
(公社)国土緑化推進機構 (担当:政策企画部 矢島)
【E-mail】 foreststyle@green.or.jp
㈱さとゆめ(担当:木俣)
【E-mail】kimata@satoyume.com