先進事例

企業の人事・保健師目線から考える健康経営の複合型研修プログラム

広島県安芸太田町

この事業について

これまで構築してきた広島市近郊の企業、産業医、産業保健師等のネットワークを活かし、企業の人事担当者目線で健康経営の複合型研修プログラムの開発や、既存の体験コンテンツのブラッシュアップを進め、県内企業を中心とした受け入れの拡大を目指しています。

企業に勤める保健師・人事労務管理者を対象としたモニターツアーでは、町内のキャンプ場を活用し、新入社員研修、メンタルヘルス対策、社員間のコミュニケーション向上、生活改善などを想定してプログラムを構成しました。

健康への効果

プログラムの前後等に血圧などの生理検査と、アンケートなどによる心理検査を合わせて行いました。森林滞在2日目で血圧が森林セラピー後に低下、模擬就労後に上昇しました。森林セラピーによる血圧降下効果は短期的であることが示唆されました。また、森林セラピー開始後約3時間経過してから有意に交感神経が低下し、5時間程度まで持続しました。このことから、体験プログラムを数時間行った後の血圧降下や自律神経バランス等の生理効果は短期的なものであり、ある程度の時間の滞在が重要であることがわかりました。

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