先進事例

リモートワーク拠点施設を活用した長期滞在型ワーケーションプログラム

長野県小海町

この事業について

長野県小海町(こうみまち)は、八ヶ岳山麓の豊かな自然環境を活かして、都市部企業の課題である働き方改革と健康経営のニーズに対応した企業向けヘルスツーリズムプログラ
ム「Re・Designセラピー」を提供しています。令和元年度の受け入れ開始以来、企業の研修や福利厚生として活用され、令和3年3月の時点で14社と協定を結んでいます。

小海町では、リモートワークに対応できる拠点施設が令和2年3月に完成しました。今後は「Re・Designセラピー」のプログラム提供に加え、拠点施設を活用した企業の長期滞在や働きながら休暇を楽しむワーケーションの促進を図るとともに、さらなる協定企業の拡大につなげるため、長期滞在でリモートワークを行った際の睡眠測定や生産性の向上等を計測するモニターツアーを実施しました。

健康への効果

都市部の提携企業計18名が参加(9名はコントロール群)。4泊5日の滞在でネガティブな気分状態の改善とポジティブな気分状態(活気、友好等)の向上、幸福度、主観的睡眠状態の改善を認め、2か月後もそれらの傾向が継続、行動変容を伴っていました。滞在中の生産性は向上していました。

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