先進事例

地域住民の健康づくりから企業の健康経営を支える「クアオルト健康ウォーキング」

山形県上山市

この事業について

  • 開湯560年の歴史ある温泉と自然資源を生かし、ドイツの「クアオルト」の理念に基づき、市民の健康増進と交流人口拡大による地域活性化を目指し、“心と体がうるおう”まちづくり「上山型温泉クアオルト事業」に官民一体で取り組んでいる。
  • 年末年始を除き毎日開催される「住民向け健康ウォーキング」等で、ガイドスキルやプログラムのブラッシュアップを行い、現在は、豊かな地域資源を結び付け、ウォーキングをはじめとした運動・栄養・休養など、健康づくりにつながる多様なプログラムにより、企業との協定締結による社員研修・宿泊型新保健指導等を受け入れている。

特徴 1

クアオルト健康ウォーキングの指導者養成

  • 認定コースやクアの道®(クアオルト健康ウオーキングコース)を専門的な知識をもって案内できるガイドとして、クアオルト・テラポイト🄬養成講座(上山市温泉クアオルト協議会・(株)日本クアオルト研究所共催)を毎年1回開催している。
  • 2010年にガイド組織「蔵王テラポイト協会」を設立。2011年から毎日ウォーキングなどの住民向け健康プログラムが始動した。以降、住民向けのガイドを行う中でスキルアップ・プログラムの質を向上させてきた。2019年にはガイド組織がNPO法人化している。
  • さらに、宿泊事業者とも緊密な連携を取って体制づくりをすることで、2015年から実施のスマート・ライフ・ステイのプログラムや、2017年からの企業との連携・受入ができるまでに至った。

特徴 2

多様なバリエーションの企業協定

  • 首都圏企業と『上山型温泉クアオルト(健康保養地)活用包括的連携に関する協定』を締結し、健康経営支援を通した誘客促進に取り組んでいる。