阿武隈高原の森林を活かした自然体験や教育研修プログラムなどの現地コンテンツの担い手募集!
福島県田村市 株式会社田村市常葉振興公社

地域における「森林サービス産業」創出の戦略・ビジョンの策定状況
田村市森林整備計画の「地域の目指すべき森林資源の姿」の項目のひとつに「保健・レクリエーション・文化(生物多様性保全を含む)機能維持増進森林」があり、森林の活用を目指すとしている。しかしながら、現段階では森林サービス産業創出の戦略・ビジョンはない。田村市における森林サービス産業創出の戦略・ビジョン策定に向け、地域内外の森林サービス提供事業者とマッチング・検討しながら策定を進めていきたい。
地域における「森林サービス産業」の取組状況
農林産業の6次産業化を進めており、田村杉を活用した商品開発等を進めている。地域資源である森林を活用した新たな担い手の誘致(起業家人材誘致)を進めており、森林資源を活用したキャンプ場事業や、サウナ事業の担い手に成功している※。
※それぞれが事業化に向けた準備段階であり、今後事業化ができた際には、連携・協働団体として参画してもらう予定。

活用するフィールド・施設等の概況と今後の拡充・改良予定
■【常葉振興公社が運営する宿泊施設「スカイパレスときわ」と「ムシムシランド」が立地する殿上山(旧殿上山牧場エリア)】
頂上にあるスカイパレスときわには、トレッキングコースやクロスカントリーコースも設置されており、スポーツの拠点としても利活用可能な環境となっている。
宿泊施設:スカイパレスときわ
URL:https://skypalace.jp/
施設紹介:https://skypalace.jp/guide/
観光施設:ムシムシランド
URL:https://mushimushiland.com/
自然教育プログラム「もりのび」の主たる活動拠点は、上記の殿上山となっている。
2024年4月にムシムシランドをリニューアルオープンし、インセクトツーリズムの起点となる観光施設として再整備した。
参考:https://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/2/assets/202307_04-05.pdf
■【市が管理する片曽根山森林公園】
片曽根山森林公園には、アスレチックや遊具が設置されており、子育て世帯が訪れるスポットとなっている。また、キャンプサイト・バンガローも整備されており、市内外からの利用者が訪れる。散策路もあり、子どもの遊び場、アクティビティ、森林浴等ができる公園となっている。
URL:https://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/17/kyanp_1_1_1_1.html


探しています!
[観光]
昆虫や生物多様性をキーワードとした自然プログラムによる集客事業を過去30年近く実施してきており、それをさらに大きく広げていくことが課題となっている。
事業を拡大、安定させていくうえで、プログラムの拡充や磨き上げの必要性もあると考えており、外部機関や専門家と連携した取り組みを進めていくサポートを得たい。
[教育]
教育プログラムは実証段階であり、その効果やプログラム内容のブラッシュアップにつながるサポートを得たい。
[健康]
観光や教育の動きと連動した担い手の育成やプログラム作りから始める必要があり、人材の獲得、プログラムづくりに関連したサポートを得たい。
わたしたちの課題
全般
・森林資源の活用を推し進めるための戦略立案
・(継続的な)新たな担い手の誘致
→新たな事業の担い手を発掘するための施策。(新たな担い手の発掘は、現在も市の移住促進事業にて実施しているが、森林資源を活用する担い手はまだ発掘できていない。)
・(継続的な)担い手の受け皿づくり
→新たな事業の担い手を発掘するための体制構築。
観光
・ブランド、認知度の向上
・地域での統一的なPR活動の推進
・競合との差別化を図るためのプログラムのブラッシュアップ
健康
・担い手の誘致
→現状森林資源を活かした健康増進に関わる事業や活動を展開している人材がいないことから、新たな担い手の誘致が必要。
・地域内で活動を展開している担い手との連携
→市内でヨガ教室を開いている人材等と連携して、森林資源を活用した活動に展開していく等の連携推進。
教育
・科学的なエビデンスの証明
→学術機関等と連携して、教育・研修プログラムとしての効果測定を行う。
・専門家や外部機関と連携した新たなプログラム開発

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