From Forest to Breath 東洋医学の観点で命を正しく養うために森に入り体験を通じて養生を習慣にしませんか。
京都府南丹市 MIYAMA森の湯治場 明治国際医療大学、NPO美山里山舎
地域における「森林サービス産業」創出の戦略・ビジョンの策定状況
MIYAMA森の湯治場とは
2016年から活動を開始している任意団体です。明治国際医療大学 鍼灸学部 学部長(兼)大学院研究科長 教授 伊藤先生に監修いただき、NPO美山里山舎の林業作業道を活用した森林を歩く行為と、鍼灸治療、ヨガ等、東洋医学の観点でのワークショップを開催してきました。
「養生」とは日本独自の健康観です。現在では「セルフケア」や「セルフマネージメント」と呼ばれています。日本の原風景である田舎の暮らしを通じて、生活習慣の意味を知り、正しい健康観や生活習慣を身につけることができると考えています。南丹市美山町の豊な農山村環境を活かして「養生」を知り、学び、体験を通じて、人が温泉に浸かる湯治場のように養生に浸ってもらう場所であるという意味を込めて、森の湯治場を開催してきました。
森の湯治場のコンセプト
- 自分自身の体を知る
- 「命を正しく養う」ために必要な様々な知識を学ぶ
- 体験を通じて自分の必要なものの知識を知る
- 「知識」から「習慣」に変化させる
- 養生の大切さを多くの人に知ってもらう
地域における「森林サービス産業」の取組状況
林業作業道を活用したダウンヒル(バイク)や、森の中のヨガ、鍼灸を組み合わせた森の湯治場、森の鍼灸院の活動を行っている。また明治国際医療大学の伊藤先生と連携し、関西地区で精神疾患で休職中であった学校の先生に10日間滞在してもらいメンタルマップ作成や林業軽作業を体験を通してのメンタルヘルスケアプログラムを実施した。
活用するフィールド・施設等の概況と今後の拡充・改良予定
NPO美山里山舎の林業作業道および鍼灸院を含むコミュニティスペース。サウナ、五右衛門風呂設備。
今後は、府の所有林である「ひよしの森」や、国定公園「芦生の森」を活用としたツアーの企画。
探しています!
わたしたちの課題
全般
地域内のフィールドごとにアクティビティを実施できるプレイヤーが存在するが、全体的にとりまとめたりコーディネートをして横の連携をはかっていくなどの取り組みが少ない。
観光
ロードレースなど市を上げた大きなイベントが複数開催されるなかで、市内のイベントとの連携など相乗効果を狙っていく動きなどができていない。
健康
継続的に複数の団体(100名)などの受け入れ設備や体制は不足している。
教育
一部、修学旅行生などの受け入れをしているものの、継続的に学校行事と連携するような動きはできていない
連携・協働団体
連携・協働団体(地方自治体)
連携・協働団体(その他)
この地域・自治体に問い合わせ
※企業・団体のかたは、以下のフォームからお問い合わせください。