敬老の日発祥の地として「健康増進のまちづくり」を意識している。多可町の健康づくりに触れていただく企業を募集します。
兵庫県多可町
地域における「森林サービス産業」創出の戦略・ビジョンの策定状況
兵庫県多可町では、「2022年度SDGs未来都市等提案書」の中で、健康ウォーキングを核に木育や食育などの体験型メニューと宿泊を組み合わせ、稼げる森林サービス産業を創出する、としています。
また、多可町総合戦略や多可町森林・林業ビジョン2020の中でも、森林空間を産業、子育て、健康の分野に活用することとしており、町政の中で森林サービス産業の推進を位置付けています。
地域における「森林サービス産業」の取組状況
当町は、「酒米の王様山田錦」・「手漉き和紙杉紙」・「国民の祝日敬老の日」3つの発祥のまちであり、「敬老の日」発祥のまちから健康長寿をすすめるべく、平成27年度から、恵まれた森林資源を活用し「多可の森で笑って歩いて健康に」をキャッチフレーズに、多可の森健康ウォーキング(以下、「健康ウォーキング」という。)を主軸に、住民の健康増進に取り組んでいます。
活用するフィールド・施設等の概況と今後の拡充・改良予定
健康ウォーキングコース、森のホテル エーデルささゆり、なか・やちよの森公園
多可町内に健康ウォーキングコースを18コース整備しており、毎週火・木曜日と月1回土曜日の年間約120日、専門ガイド付きで健康ウォーキングを実施しています。代表するコースは、なか・やちよの森ヴァルトコースであり、世界的に有名な南ドイツの黒い森に似た針葉樹の中を歩くコースです。木のベッドやウッドチップの上を歩くというのが特徴です。
ヴァルトコースの近くには、森のホテル エーデルささゆりがあり、食事と宿泊を提供しています。なか・やちよの森公園では、丸太のイスづくりなど自然素材を活用したモノづくりや間伐体験など様々な体験プログラムを用意しています。
今後、ヴァルトコースがある多可町八千代区のガルテンエリアを中心に、メンタルヘルス改善を始め、モノづくり体験を交えた幅広いプログラムを提供し、町民及び近隣企業従業員などが継続的かつ効果的に心身の健康づくりに親しめる環境を整えていきます。
探しています!
健康経営を推進する企業とのマッチング
健康に関する旅を企画する旅行会社等のマッチング
ウォーキングコース等の環境整備における各種支援
エビデンス調査に係る協力・アドバイス
わたしたちの課題
全般
観光分野、健康分野、教育分野とも行政からの補助金や委託料により事業運営がされており、収益性の確保及び独立した事業運営が課題です。
観光
健康ウォーキングと観光プログラム、宿泊を組み合わせた滞在型のプラン開発が必要です。
健康
健康ウォーキングが健康づくりに役立つことを可視化する必要があります。運動不足や睡眠不足の健康指導の際に、課題解決の一手のなるような説得力のある説明材料が必要です。
教育
体験プログラムは実施しているものの、小学校中学年以上のプログラムが中心である。幼い頃から自然に触れ合う機会を作りたい。
連携・協働団体
連携・協働団体(その他)
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