推進地域からのラブコール

森里海が凝縮された南三陸町で、森のプログラム開発や森林療法のフィールド整備をはじめます!

宮城県南三陸町 南三陸森林管理協議会

掲載日:令和4年8月2日

地域における「森林サービス産業」創出の戦略・ビジョンの策定状況

宮城県南三陸町は東日本大震災での被災を経て、資源循環型の町づくりを目指しており、日本では初めて山の世界認証であるFSC®認証と海の世界認証であるASC®認証を取得。                                                         2018年には志津川湾のラムサール条約湿地の登録に至った。このことを受けて、各森里海での生業を行う団体等でそれぞれプログラムを開発しており、環境保全とともに、防災、教育旅行、企業の健康経営など、森林があわせ持つ多様な価値との連携を包括的進め、未利用資源の開拓や現在自走している事業のブラッシュアップから、新たな森林サービス産業の価値創出につなげていく。

地域における「森林サービス産業」の取組状況

観光および研修旅行での森林の利活用が行われている。FSC®認証林を主なフィールドとしてガイドツアーを通して適切な山づくりが持続可能な町の実現に資すること、山の利活用が地球温暖化や災害の防止上重要なことや山の魅力について参加者に伝え、普段の生活から木材が利用されているものなどを通して山に親しみ、木工体験を通して身近に感じてもらっている。

活用するフィールド・施設等の概況と今後の拡充・改良予定

<フィールド>
町有林(田束山、正鵠の森、リアスの森)、民有林(ひころの里周辺山林、荒島等)

<宿泊施設>
まなびの郷いりやど(一般社団法人南三陸研修センター)

<体験等施設>
一般社団法人南三陸YES工房

探しています!

森林療法等エビデンスの蓄積と効果の検証 ・森林サービス産業に適した資源の開拓と磨き上げ ・事業化と事業化後の販路開拓、広報手法の確立 ・地域での受け入れ体制等システムの構築 メディア発信

わたしたちの課題

全般

各団体が単発でプログラムを行っており、依頼はあるが、集客となると力不足。受け入れ対応が出来る団体や人員が少ないため、大人数への対応や、収益面とプログラムの完成度から個人旅行客の受け入れが乏しい。FSC®認証やSDGsに関連したコンテンツを自走しているが、本格的なアクティビティやリラクゼーション、森林療法など、スキルやエビデンスを要するコンテンツが少ない。各フィールドへのアクセスが難しい。

観光

林業で使う作業道はあるが、徒歩で歩いて快適な森の散策路等が乏しい。既存の散策路について、閲覧できる資料がほとんどない。また、現地にはトイレ等の設備がない場所が多く、他の施設との併用が求められる。

健康

現段階ではプログラムとしては扱いがなく、今後既存のコースから利用できるフィールドの選定および未利用コースの開拓、新設が望まれる。また、実証実験などの蓄積から、森林空間がもたらす効果・効能の見える化を図る。

教育

小学生、大学生向けのプログラムは盛んだが、未就学児や中学・高校対象のプログラムに乏しい。観光分野にも共通するが、大型バスが入れるような大人数受け入れに適切なフィールドが少ない。

連携・協働団体

連携・協働団体(地方自治体)

南三陸町

連携・協働団体(その他)

南三陸森林組合
一般社団法人南三陸町観光協会
一般社団法人南三陸研修センター
丸平木材株式会社
一般社団法人YES工房、
NPO法人エコロジーオンライン
東北医科薬科大学研修センター
株式会社佐久

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