推進地域からのラブコール

海に比べて未開拓の山林にフォーカス。企業の健康経営につながるエビデンスの取得のコンサルをお願いしたい。

静岡県下田市 寝姿山 寝姿山プロジェクト

掲載日:令和2年12月18日

地域における「森林サービス産業」創出の戦略・ビジョンの策定状況

下田市は国内最高水準の水質AAのビーチを抱えた海のアクティビティが盛んな観光地であり、インバウンド需要の高い地域である。しかしながら、山林は未開拓のまま眠っています。その中でも下田港の正面に位置し、伊豆急下田駅から800mの距離にある寝姿山は、観光の拠点(例、道の駅ベイステージや間戸が浜海遊公園)からも徒歩でアクセスがしやすい為、集客の面でも利便性が高く、多くの人々が利用できるフィールドとして活躍が期待できます。
(また、伊豆急の終点駅でもある下田駅周辺(=寝姿山)の観光開発は、伊豆急行株式会社にとっても関心事であり、山林の一部は伊豆急行株式会社も所有しており、メンバーはその活用活用についても相談を受けていた背景があります。)

この寝姿山を「健康」「観光」「教育」分野と連携した「森林サービス産業」のフィールドにすることで、山林を生かした新たな価値の創出を図り、あわせて下田市の魅力を倍増させます。

フィールドづくりの方法として①森林整備自体を「体験商品化」し整備を進め、維持管理をしていく計画を行っています。また、②港町である為、整備された山林は津波発生時の緊急避難路としても活用させ、防災面においても寄与する仕組みとします。

この寝姿山を、近年注目される様々な森林アクティビティを受け入れることが出来るフィールドに整備し、イベント、大会等を誘致し、積極的な利用を図る。整備された森林は下田湾が一望できる最高の環境であり、森林づくりには樹木医等が携わることで「森林サービス産業」モデル地域等(健康経営分野)も目指します。

環境教育事業、スポーツ、ツアー、スクール、リラクゼーションなど、目的にあったアクティビティを楽しむことができるサービスを提供することを目指します。 

地域における「森林サービス産業」の取組状況

個人ベースで活動する、森林を活用したサービスは、伊豆地域全体としてはあるものの、下田市内においては、ほぼ無い状況です。

その理由の一つとして、人工林はいわゆる「生産林」としての利用がされていますが、天然林においては荒廃した状況のままであり、利用すること自体が困難であることも言えます。 

活用するフィールド・施設等の概況と今後の拡充・改良予定

下田港の正面に位置し、伊豆急下田駅から800mの距離に寝姿山があります。
頂上にはロープウェイで登ることが出来ますが、下田港側からのアクセス道がありません。
遊歩道を設置し、積極的な山林利用に繋げると共に津波時には地域住民、観光客の緊急避難路にもなります。 

探しています!

  • 体験プログラムの作成・エビデンス取得手法の検討
    エビデンス取得手法についてコンサルティングをお願いし、独自での検証が出来る体制づくりを行いたいです。 

わたしたちの課題

全般

  • 人材の育成と活躍できるフィールドが必要である中で、資源として眠っている山林をうまく活用・開拓できるシステムが存在していません。
  • 資金のことです。

観光

  • 海のアクティビティが盛んな地域であるため、山のアクティビティの需要がある中でもその需要を満たせる人材や事業が極めて少ないです。

健康

  • 森林を活用した事業展開をする中で、企業の健康経営のアウトカム評価に直結するようなエビデンスの取得・集積が困難です。

教育

  • 今回の対象地は、伊豆急の終点駅でもあり、寝姿山の一部は、伊豆急行株式会社が所有する。そのため、伊豆急行株式会社社員の社員教育プログラム・福利厚生にも活用することを検討しています。
  • インバウンド需要が高まる中で、外国語に対応できる人材の確保と育成が困難です。

連携・協働団体

連携・協働団体(地方自治体)

下田市

連携・協働団体(その他)

HARDWOOD(株)、(有)おがわ、西伊豆古道再生プロジェクト、東京大学樹芸研究所、伊豆森林組合、(有)二千翔、下田市観光協会、(株)ゴールドウィン、(株)JTB

この地域・自治体に問い合わせ

※企業・団体のかたは、以下のフォームからお問い合わせください。

    企業・団体名

    担当者氏名

    問い合わせの種類

    メールアドレス

    メッセージ本文
    いただいた内容は事務局より地域の担当者へ転送いたします。
    より具体的な返答ができるように、企業・団体の皆さまは、地域とどのような支援・取り組みを行いたいかをできるだけ詳細にご記入ください。