長野県根羽村　森と源流の郷NEBA協議会

地域における「森林サービス産業」創出の戦略・ビジョンの策定状況

根羽村では「村まるごとフォーレストガーデン」という構想の元、森林と人々の暮らしの距離をぐっと近づけ、自然と融合しながら暮らせる環境と人間力の開発を目指している。村内ある様々な森林に用途を明確にした「コンセプト」をつけ、これからの時代の豊かなライフスタイルを支える山づくりとコンテンツをセットとして、教育事業や研修事業としての展開を考えています。　

地域における「森林サービス産業」の取組状況

「木育活動」では、木の体験プログラムの開発と提供や、林業体験や間伐体験など林業員の仕事を体験するプログラムを実施しています。愛知教育大学と連携して「動く木のおもちゃ」や持ち運び可能な「椅子やブランコ」などを活用した、「木の空間づくり」はイベント出展で高い人気を誇り、2018年度には年間50回のイベント運営を実施した。これらを受け、2019年度より本格的に事業化に向けた動きを着手しています。　

活用するフィールド・施設等の概況と今後の拡充・改良予定

宿泊施設については村内にある3つの施設、隣村の温泉宿泊施設と連携しながら滞在体制を確立しました。食は村内にある6つの飲食提供事業者と連携しています。フィールドには可動式サウナが設置場所、および村営林である12haの森林フィールドでの展開を予定しています。