“森づくりワークと健康”プログラムを通して、社員も森も元気にしたい企業求む!
山梨県都留市 都留の森協議会
地域における「森林サービス産業」創出の戦略・ビジョンの策定状況
森林組合では、地域の森林整備や森林体験活動、森林ツアー、林業担い手育成事業などをよりブラッシュアップし、且つ森林資源を余すことなく活用しながら様々な森林サービス産業に結び付け、地域の課題解決につなげることで、生涯を通して森と共に生きるライフスタイルを推奨していきます。また、都留市が推進している『生涯活躍のまち・つる』の一つの手法として、森林資源や森林空間を活用したサービスを体系的に活用していく仕組みづくりを協議会中心に展開していく予定です。
地域における「森林サービス産業」の取組状況
市の8割を占める森林を生かして、市民の健康を促進するための森林イベントや、豊かな自然とそこに根付く里山の文化を体験しながら子どもたちの「生きる力」を育むプログラムなどを積極的に実施しています。今後は市が推進するSDGs の動きにも呼応する形で、“森と共に生きる”をテーマとしたまちづくりに取り組んでいく構想があります。
活用するフィールド・施設等の概況と今後の拡充・改良予定
文化ホール、総合運動公園、都留文科大学等の複数施設が隣接し、富士急行線の都留文科大学前駅から徒歩10分というロケーションの楽山周辺山林をフィールドとする予定です。当該地域で、森林組合が企業の森として整備を進めている森は既に散策路として市民の健康促進に寄与しています。市では元気な中高年(アクティブシニア)が生き生きと暮らせるまちづくりを目指す「生涯活躍のまち・つる」構想の実現に取り組んでおり、2023年に楽山周辺に高齢者施設や子育て支援施設等を併せ持つ複合型施設の建設を予定しており、企業等の参画により森林整備が進めば、周辺森林が市民の健康にも寄与するフィールドとなることが期待されます。
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エビデンスの取得に関する専門知識と器具などの提供、効果的な広報戦略、林業体験活動に必要な資機材・道具を提供してくれるスポンサー企業を探しています。
わたしたちの課題
全般
現状では、団体の活動がバラバラに展開されているため、『点』で実施している活動を『線』にして繋げ、更には『面』として広げ、継続的に発展させていく体制の構築が必要だと考えています。具体的には、これまで森林組合が森林サービスの大部分を担ってきましたが、今後新たな事業を展開していくうえで、各団体が森林組合と緊密な連携体制を取りながら、事業を発展させていく組織づくりが必要です。また、“森づくりワーク”プログラムの実施についても、連携・協働していく市内外の宿泊施設や観光施設、また森林に関わる多様なステークホルダーをつなげ、コーディネートする役割を協議会が担うことで課題解決につなげたいと思います。
観光
連携・協働していく市内外の宿泊施設や観光施設、また森林に関わる多様なステークホルダーをつなげ都留市の特色を最大限に生かした独自性のあるプログラムの創造、豊かな観光資源の上手な活用と効果的なPRを学ぶ必要があります。
健康
今後開催するモニターツアー参加者の活動実施前後の気分プロフィール検査(POMS)、安静時血圧、心拍数の測定、唾液検査を用いたストレス評価や夜間睡眠時の視覚的評価尺度(VAS),アクチグラフ等を用いた睡眠の質の評価を実施するための専門的な知識とデータ収集技術の習得が必要です。
教育
年齢ごとのプログラムのつながりと都留市で取り組む環境教育における全体ビジョンやカリキュラムなどの策定が課題です。
連携・協働団体
連携・協働団体(地方自治体)
連携・協働団体(その他)
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