静岡県立森林公園・森の家の新たな取り組みへ
素敵な景観活かす森ヨガで、心身ともにリフレッシュ提案
静岡県立森林公園の魅力は、広大な自然だけではありません。宿泊施設・森の家には宿泊部屋のみならず、多目的ホールや様々な広さの研修室、さらに山や川、海などの豊かな自然の幸を味わうことが出来るレストラン・まつぼっくりなどが用意されています。1日中、アクティビティを通して自然と触れ合う、充実した時間を過ごす事が出来る施設になっているのです!
森の家に到着した夜、レストラン・まつぼっくりにて夕食をいただいていると、外の景色が目に入りました。大きなガラス越しに見えた景色は、下に広がる浜松の夜景。高速道路の電灯がキラキラと輝く、とても綺麗な景色です。
レストラン・まつぼっくりの前には、そんな素敵な景色を一望出来る芝生の庭があります。そこで開かれているアクティビティが森ヨガです。
森の家では、Hygge_feminaの主宰でヨガインストラクターや整体師として活躍される中田喜香先生(通称・Yoshika先生)が講師となり、森ヨガを開催しているのだそう。今回はYoshika先生自身に、先生が取り組まれている森ヨガの魅力をお伺いしました。
Yoshika先生によると、ヨガは、健康の増進と、肩こりや腰痛などの慢性的な不調の改善にも効果的なのだとか。体の固い私はとてもハードルの高い動きのように感じていましたが、「男性や女性問わず、ラジオ体操をするような感覚でやってほしい。」とYoshika先生は話されていました。
身体をリラックスさせる効果があるヨガですが、自然の中で行うとその効果はさらに大きくなるそうです。特に、森の家で行う森ヨガの醍醐味は、綺麗な景観!Yoshika先生も「なんといっても、あの景色はとても魅力的。」と太鼓判を押すほど。朝は街に日差しが差し込む柔らかな景色、夜には街頭が光る煌々とした景色が見られることでしょう。
今回の取材では、特別に夕方ごろに森ヨガを体験させていただくことに。街には夕日が差し込み、青空は少しオレンジ色がかかり始めた時間。夕暮れの素敵な景色を一望することが出来たのです。自然に囲まれた中で澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら、ゆっくりと身体を動かしていきます。Yoshika先生の優しい声色を聴きながら、心を休めていきました。
素敵な景色を見ながら行うヨガは、格別に気持ちが良くて。身も心もリフレッシュすることが出来ました。
森の家主催の名物アクティビティの一つに “満月よが”があります。こちらもレストラン・まつぼっくりの前の庭で開催され、Yoshika先生が講師を務められています。
月明かりに照らされながら、緩やかに身体を動かしていく。夜独特の雰囲気が相まって、とても幻想的な時間を過ごすことが出来るそうです。街が静まり始める時間だからこそ、より虫の声や自然の音が聴こえてくるのではないでしょうか。
先述した通り、多目的ホールや大小様々な広さの研修室があるのも森の家の魅力。企業の研修機会や、学生の部活動の合宿の場として利用されることもあるそうです。「準備運動として5分間だけでも、森ヨガを体験出来るプランを提案出来れば良いな。」と、今後の展望を明らかにされました。
「より多くの人に森ヨガを体験して効果を感じてもらいたい。浜松で暮らす私にとっては普通になってしまっているけれど、都会の人からしたらこの良さを認識してもらえるのでは。」と話すYoshika先生。
遠方から訪れる会社員や学生が、森の家で森ヨガを体験することで、心身ともにリフレッシュして帰っていく。その魅力が伝わり、森ヨガのリピーターが増えていくのではないでしょうか。
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